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遺体搬送、納棺、セレモニースタッフ、葬祭スタッフ育成などに携わった自らの経験をもとに、葬儀・お墓に関する情報を発信しています。
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2009年02月25日

私の体験談〜はじめての納棺〜

日本列島「おくりびと」旋風、吹きまくってます!!

各メディアでは、キャスト&スタッフの健闘を称賛するとともに、
今まで黒子でしかなかった仕事「納棺師」を好意的に紹介しています。

実際の現場では、納棺は納棺専門業者に委託するケースは一部をのぞいてほとんどなく、
葬儀社のスタッフが行うものではありますが、そんな細かいことはどうでも良いのです。

死に携わる仕事に対して、少しでも社会的評価が高まれば、
スタッフの意欲はますます向上するものです。



さて、私がはじめて納棺に立ち会ったのは、
葬儀専門人材派遣会社でセレモニースタッフとして働いていたときのことでした。

セレモニースタッフの場合、通夜・葬儀の式のお手伝い業務が主となるので、
納棺に立ち会うことはほとんどありません。

しかし、そのときは警察から直接式場へご遺体が運ばれたばかりという状況。
遺族は故人とゆっくり一晩過ごすこともままらない状況で通夜式場でご遺体と対面したのでした。

はじめての納棺でしたから、気の利いたことは何もできません。
しかし、葬儀社の担当者の足手まといにならないように、
ドライアイスの準備をしたり、使用する納棺用品の準備をしたり、ご遺体や棺のまわりを整えたりしました。


すでにその頃、葬儀の現場は何度も経験しているので、セレモニーの厳粛さは肌で感じていましたが、
納棺の現場はそれとは違う厳粛さがありました。
納棺は死という現実を受け入れるとても良い機会なのだそうです。
ご遺体に触れ、身を整えていくその過程は、嫌でも死を認識しなければいけません。
後にグリーフケア(心のケア)の勉強をして「なるほど」と思ったことでもあります。


セレモニースタッフとして働いていた私ですが、その後、葬儀社へ就職するようになります。
ですから、何度も何度も納棺を経験することになるのですが、毎回その様子は異なります。
「ご遺体を棺に納める」という同じ作業の繰り返しではありますが、
遺族にとってみれば一度きり、もちろん故人にとっても一度きりのこと。
なんとも言えない空気が漂うのです。


最近つくづく思います。
「葬儀の仕事、やっててよかった。」と。


いいですよー。葬儀の仕事は。



納棺師の仕事についてもっと知りたい!→こちら
葬儀スタッフの仕事についてもっと知りたい!→こちら
グリーフケアについてもっと知りたい!→こちら

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